基礎代謝とダイエット

基礎代謝とダイエット

ダイエットの方法にも色んな方法がありますが、中でも食事制限によるダイエットを考える人は多いかもしれません。

 

ただ、健康的なダイエットには、食事制限だけでなく、生活の中で自然に消費されていく基礎代謝量を上げる必要があります。

 

基礎代謝量は筋肉の量によって個人差が生じます。つまり、筋肉量が少ないと痩せにくい体になり、反対に筋肉量が多い人は太りにくい体になります。ですので、太りにくい痩せやすい体を作るためには、筋肉の量を増やし基礎代謝量をあげることが必要になってきます。

 

食事制限によるダイエットは、脂肪だけでなく筋肉も落ちるため、基礎代謝量の低下を招きます。食事制限によるダイエットをして体重が減少し痩せても、筋肉量が減り基礎代謝が低下しているため、なかなか体重が落ちない時期がきます。これは、ダイエットの停滞期と呼ばれるものです。

 

また、その後多少エネルギーを多めに摂ると、以前より基礎代謝が落ちているため、ダイエット前より太ってしまうことがあります。これが、リバウンドです。

 

人間の体の組織の約40%は筋肉でできているそうですが、筋肉量は、成人前の10代がピークで、その後、成長ホルモンの低下やたんぱく質合成の低下によって下降線をたどります。さらに、年齢が40才を超えると急速に下降するといわれています。そして、同時に基礎代謝量が低下し太りやすい体になります。

 

基礎代謝の低下を食い止めるためには、筋肉量を増やすトレーニングを習慣にすることが大切です。適度な運動で基礎代謝を高め、太りにくい体を作り、ダイエットや健康維持につなげたいものです。