基礎代謝量の低い人とは?

基礎代謝量の低い人とは?

基礎代謝量は高い人は太りにくく、反対に低い人は痩せにくいとされています。

 

基礎代謝量が、性別や年齢、体格、環境によって差が生じることは前述しましたが、基礎代謝量が低い人には個人的な特徴もあるようです。

 

基礎代謝が低い人にありがちな特徴について、ご紹介したいと思います。

 

・普段あまり体を動かさない、運動不足
・血圧が低い
・手足が冷える、冷え性
・汗をかきにくい
・顔色の血色が悪い
・頭痛持ち
・肩こり、腰痛
・低体温(35.9度以下)
・生理不順
・朝食を食べない
・無理なダイエット
・疲れやすい

 

基礎代謝の低い人は、これらの特徴に1つでも当てはまる可能性が高いそうです。

 

基礎代謝が低くなり痩せにくい体になることは、健康に関するあらゆる面に関係してきます。痩せにくいと、当然脂肪が付きやすくなり、肥満につながります。つまり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の原因になることが考えられます。さらに、精神面にも良くない影響があるといわれています。イライラ、倦怠感、憂鬱な気分になることもあるようです。

 

また、基礎代謝が低い人は、健康面だけでなく美容面でも良くない影響を招きます。体の代謝機能の低下は肌の新陳代謝の低下につながるので、肌の状態を悪化させる原因にもなります。血液の循環の悪化から、クマができたり、むくみの原因にもなります。

 

基礎代謝の低い人は、近年、増化傾向にあるといわれています。原因は、食生活や運動不足、過度なダイエットなどが考えれるようです。基礎代謝量を高めるには、食生活の改善と、適度な運動を習慣化することです。ダイエットだけでなく、健康や美容などあらゆる面での改善のために、基礎代謝アップを目指したいものです。